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ペット飼育の変遷について

こんにちは。動物看護師のHです。

先週に引き続き
雪ですねsnow
子供のころは雪と聞くと胸が躍ったものですが、今では電車が動くかな~とか道路が凍ったら嫌だなぁ~とか色々考えてしまい・・・素直に喜べないのが寂しいものですbearing

今日は少し趣向を変えて、ペットの歴史についてちょっとだけお話をしようかなと思います。

ペットが初めて一般に普及したのはいつ頃かご存知ですか?
意外と歴史は古く江戸時代なんですflair

それまではお金持ちのたしなみだったのですが、ジュウシマツなどの小鳥、ウサギや金魚が広く一般にも飼育されるようになったのですfish

そして第二次世界大戦後、日本経済復興の兆しが見え始めるとまたペット飼育が好まれるようになりました。
この頃はジュウシマツなどの小鳥の鳴き声や姿を鑑賞することを楽しんでいました。
アメリカでのカナリアブームを受け繁殖・輸出をするようにもなりましたchick

さらにそれから10年ほどが経ち高度経済成長を迎えると、心の安らぎと充実を求めてより感情移入しやすい哺乳類、犬や猫が求められました。

そしてペットブームのピークを迎えたのが1980年代です。
バブルの頃です。ただしこの頃は飼育についての情報収集が難しかった時代です。
情報不足で事故を起こしたり飼育技術が伴わず満足な飼養ができなかったりと、その無責任ともとれる飼養方法が社会問題となりましたtyphoon

保健所に持ちこまれ殺処分される犬猫たちは72万頭を数え、諸外国から「動物虐待王国」と呼ばれるほどだったんです。
ちなみに現在の保健所での殺処分数は30万頭とも言われています。まだまだ非常に多いですね。

「ペットは家族」と言われて久しいですが、思っているよりもとても大変な過去を経て現在に至っているんですdog

今日はこの辺で。降雪の後は冷えるのでお体に気をつけてshine
我が家のクロさんはマフラーを巻いて寒さをしのいでいます。

ではでは。

埼玉県越谷市蒲生
“大切な家族の健康のために穏やかで楽しい年月をサポート”
なぎの木どうぶつ病院

なぎの木どうぶつ病院

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